バステトのブログ

直腸がん・肝転移 闘病ブログ

直腸がん術後の後遺症、排便障害。排便について。

病院受診して聞かれること。

いつもの排便について。。。

便秘・普通便・柔らかめの便・下痢・水便になる割合を尋ねられましたが、
(10段階で評価) 答えるのに困りました…。

術後、普通の排便(モヨウするまで)は、チャレンジしてないからね。
(腸閉塞へまっしぐら…になる無謀なチャレンジは出来ないです。)

私は病気がわかる前から、超頑固な便秘症下痢とは無縁。
1週間以上経たないと催さないし、
便も太くて硬い状態の為、
いきまないと出ないし、排便中、硬くて太い便の為肛門は切れるし、
毎回排便する事が苦痛でした。

おまけに、洋式の水洗トイレの配管より、
便のほうが太くて硬いので流れず、
よくトイレを詰めてしまいました。(^^ゞ

そんな状態で生活していたので、
数年間だと思っていたものが、
直腸癌だったとは…。

20代後半から、排便時の鮮血が気になり病院で検査を受けましたが、
その頃、診察した医師は、
私が若いので癌だとは思わなかったのでしょうね。
2か所の病院に行きましたが、
どちらの病院でも大腸内視鏡検査はせず、
注腸X線検査のみで、
異常なしと診断されました。

注腸X線検査の欠点。。。 平坦型病変は発見できない。
注腸X線検査

34歳の時、3回目の検査で初めて大腸内視鏡検査を受け、
癌が発見され治療することになりました。

直腸癌が発見されてから。。。
直腸がんの術後1週間後に腸閉塞で緊急手術、
その後もガスが溜まったり、腸の動きが悪く、術後の経過は最悪…。

食事抜きの点滴生活が続いたし…、
なかなか退院する事が出来ませんでした。
腸閉塞で手術になって以降、便秘薬が処方され、
便秘にならないように薬の力で排便するという生活になりました。

もともとが普通便が出るタイプだと、
排便障害も改善していくのかもしれませんが、
私のような頑固な便秘症だと、薬に頼る排便になる為、
薬はその日によって効き目も効き方も変わるので、
同じように薬を服用しても、

便意は感じてもまったくでない日もあるし、
便意も感じることなくまったく出ない日もあるし、
☆コロコロ硬い兎便が少々の日もあるし、
☆コロコロ硬い兎便が数回続いた後、普通便の日もあるし、
☆コロコロ硬い兎便が数回続いた後、
 普通便が数回、その後柔らかめの便の日もあるし、
☆コロコロ硬い兎便が数回続いた後、
 普通便が数回、その後柔らかめの便が数回、下痢になる日もあるし、
☆コロコロ硬い兎便が数回続いた後、普通便が数回、
 その後柔らかめの便が数回、下痢が数回、その後水便になる日もある。

水便になってしまうと、
身体をうつ伏せにしていないと、ガスと一緒に便失禁になる事もある…。
ガスだと思っていたら、便まで出てしまうこともあるし…。(便失禁)

下痢、水便の症状。。。
私の場合、頑固な便秘症なので、
下痢になる事のない体質なのですが、
便秘薬を服用する事で下痢・水便になります。

直腸癌。(低位前方切除術)
直腸を切除しているので、便を溜める所がない為、
便が出始めると頻便になり、
数分毎にトイレに行かなくてはいけなくなったり、
ガスだと思ったら、便も出てしまったり(便失禁)…、
直腸がん術後、まる18年経過した今でも、
排便障害をコントロール、改善されていません。

医師の診断書記載内容。。。(排便に関する予後について)

種々の加療が施行されているが改善を得られておらず、
今後も機能回復の可能性はない